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ひでしが行く 活動レポート
かながわハイスクール議会2006」に参加して
8月26日、27日と某テレビ局で若手お笑い芸人が100キロメートルマラソン、障害を持った人々の山登り、トライアスロン等々、各自が苦しみを乗り越えてゴールを目指す姿を放送していた。同時に、各選手の挑戦する姿に多くの人々が惜しみない賞賛の拍手を送り、涙している姿が映像に写った。私もその内の一人であるがなぜ、こんなに人間が限界に挑戦する姿に人々が共感を覚えるのであろうか
なぜ、いつもスポーツの中にその感動のエッセンスがあるのであろうか?と思った。振り返ってみると、スポーツの分野以外で人間が限界に挑戦する姿に涙するという出来事に出会った記憶があまりない。そんな中、過日あの卓球で有名な福原 愛選手の幼少の頃の映像を放映していた。その中で繰り返しお母さんとの練習や試合で負けては泣く彼女の姿の中に、負けて「悔しい」という気持ちがそのまま泣くという行為となって表われる瞬間瞬間を写していたように思われる。
高校野球、サッカー、相撲、バレーボール等々、勝負の世界に身を置く人々にとって「悔しい」という言葉こそすべての成長の因であり、「悔しい」という言葉が自身の心から離れたときに後退が始まるといってもよいかもしれない。「悔しい」、自ら振り返って、この言葉が自身の心からなくなって久しい。同時に社会の中からもいつしか消えてしまった言葉のようにも思われる。「あいつに負けて悔しい。今度こそあいつに負けない実力をつけよう。悔しがってばっかりいないで」と言って精進が始まった自身の小学校の野球、中学校の陸上部そして受験勉強時代。
今、教育の荒廃が叫ばれて久しい。
夏の甲子園で開催される「高校野球」でも球児の一挙手一投足に感動し涙する人々は大勢いる。たった一回の試合にすべてをかけ全力で取り組む。負ければ来年を目指してなお一層の精進を誓い練習に励む、みんな負けた「悔しさ」をバネに自分を変える。「悔しい」マインドを社会の一人ひとりがもっと持ったら、社会は、日本はさらに大きく前進するであろうし、教育の荒廃もなくなるのではないだろうか。最近聞いた話では、小学校の運動会で徒競走の順位付けを行わない学校が増えていると聞く。平等、格差をつけずという名の下に少しずつ少しずつ負けて「悔しい」がなくなり始めた日本で、スポーツの中だけでも「悔しさ」をバネに精進を続ける若者を見てみたいものである。
自身を振り返って、政治家自身こそ、このような社会になって悔しい!このような人々を救えずして悔しい!すべての行動に「悔しい」マインドを持ち歩み続けなければならないと心した残暑の中の一日であった。
平成18年8月29日 鈴木ひでし
 
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