平成17年7月23日、東京を襲った震度5強の地震で、約6万台のエレベーターが停止し、多数の「高層難民」が発生した。超高層マンションの住民の多くは、「空中の孤島」に閉じこめられ、買い出しにも行けない状態になった。避難階段を使えたとしても、足腰の弱っている高齢者には、階段での避難はきつすぎる。
また、震災時には、想定より多く、超高層マンションから避難者が出る可能性があるともいわれている。本県でも、現在、「地震被害想定調査」を行っているが、それに基づき修正される地域防災計画に、「高層難民の発生」という最近の動向を織り込むべきである。
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