神奈川県議会議員 鈴木ひでし 鶴見区選出 公明党

うつ・自殺防止映画試写会「大震災の超克・生命の輝き」に参加

1月27日、衆議院第2議員会館の多目的ホールで行われた、うつ・自殺防止映画「STILL ALIVE 大震災の超克・生命の輝き」の試写会に参加した。もともと、県議会の公明党と県政会で作っている政策研究会で、経済苦やうつで悩む方々を独特なやり方で自殺から救うNPO法人「再チャレンジ東京・自殺防止国民運動本部」の方々との意見交換を昨年行った御縁から、このような機会を頂いた。
午後12時から司会者の一声があり監督:青柳弘邦氏・総合プロデュース:高谷秀司氏によるDVDが上映された。

ストーリーは一部、宮城県で水産加工会社を経営する主人公・大森浩士が一度は倒産、うつ状態になるも息子・辛一と力を合わせ再建、ようやく事業のめども立ち、これからという時に「3.11大震災」に見舞われた。主人公の妻も、そして息子夫婦、さらには、かわいい孫も津波に流され、工場も跡形もなくなる。死を覚悟するが、ボランティアに来ていた女性・景子に救われ、立ち上がる。
その後、二部として先程述べた各界のエキスパートから鬱(うつ)に打ち勝つためのコメントを述べる。

という内容。

鬱(うつ)=薬で死なないために
というサブタイトルが印象的であった。

過去10年以上、毎年3万人以上の人々が自殺で亡くなっている。すでにマスコミでも、その原因の大半が鬱が要因と報じられているが、その鬱自体にどう取り組むのかについて、考えさせられる提言が一杯あった。
県議団として、自殺問題に今年こそは取り組もうとしていた矢先の、イベント。
より効果的な病気への取り組みについてより勉強をしなければ、と誓った次第だ。