神奈川県議会議員 鈴木ひでし 鶴見区選出 公明党

総務政策常任委員会最終日

33月16日、総務政策常任委員会の最終日を迎えた。併せて、23年度最後の常任委員会である。三順目の質疑が私に回り、以下の点について約20分間質疑を行った

  1. 「かながわグランドデザインン」で、数値に対する裏付けた厳しい(例えば、各種イベントや観光の集客数の目標)、との観点から質問
  2. 県民投票に関わるコストや議会と県民投票との結果が違った場合

質疑の後、採決に先立ち意見発表があり、私は以下のように話し、今回提出された所議案に賛成の意見を述べた。

  1. 「かながわグランドデザイン」の中で2025年の神奈川を描いているが、その中でユビキタス社会について記述がない。iPadをはじめ、情報のIT化すごい勢いで進んでいる。従って当然10年後の社会は誰もわからないが、少なくてもいつでも、どこでもコンピューターというユビキタス社会は来ると思われる。その観点からの予測を今後お願いしたい。
  2. 緊急経済対策会議の設置が図られるが、その中で予算の積算の抜本的な見直しがあるのであれば、今後、公共事業の発注形式がPFIやPPPといった手法も変わっていくのではないか。その点をしっかり論議してほしいい。併せて経済のエンジンを回して税を稼ぐ、ことについても論議をお願いしたい。経済成長の方途を探さずして、ただ単に歳出削減では限界がある。
  3. 庁舎の建て替え問題については、第二分庁舎にあるデータセンターを外部へとの計画は、この1年間追求してきた私としても、一定の評価をする。しかし、分庁舎に至っては、建て替えの方向性が出てはいるが、完成まで数年がかかる。しかし、大震災は待ったなしであり、特に分庁舎には保健福祉局という、県民の命を守る使命を持った部署がはいっている。 人の命を守る役人が、真っ先に被害に遭うということシャレにならない。一刻もはやく庁舎建て替え問題に取り組むよう要望する。

終了後、採決が行われ全会一致で24年度予算案を含む諸議案が可決された。