神奈川県議会議員 鈴木ひでし 鶴見区選出 公明党

総務政策常任委員会県内調査

月2日猛暑の中、総務政策常任委員会の県内調査が行われた。
午前9時30分に県庁をバスで出発し、最初の目的地である川崎市高津区にある(財)神奈川科学技術アカデミーを訪問した。

(財)神奈川科学技術アカデミー(KAST)馬来義弘理事長の下、先進的な科学技術分野・中小企業のための工業技術分野等における研究の促進、研究成果の育成・技術移転、人材の育成、学術文化の振興、試験分析等に取り組んでおり、神奈川県における科学技術の振興と産業技術基盤の強化に大きく貢献している。
現在、役員数は常勤役員3人、常勤職員72人(常勤研究員を含む)であり、詳細はイノベーションセンター45人、高度計測センター14人、教育情報センター7人そして企画調整部11人となっている。
数年前、藤島理事長の時代にも、こちらにお邪魔して、今では誰もが知っている各種製品となっている“光触媒”技術についての説明を受け、感動を覚えた事を思い出した。今では「光触媒ミュージアム」として1階に展示場もできていることを知り、先端技術を走る神奈川県のシンボルとなることを期待した次第だ。
実際の調査は、安田 賢二プロジェクトリーダーの進めるナノ粒子で1細胞内の情報を可視化する「一細胞分子計測」プロジェクトと阿部 啓子プロジェクトリーダーが取り組んでいる「健康・アンチエイジング」プロジェクトの二つの取り組みを紹介していただき、丁寧な説明を頂いた。
訪問を終わって、もっともっとこの神奈川科学技術アカデミーでの研究が県民に広報できる戦略を持つべきであると強く思った次第だ。
実際の調査は、安田 賢二プロジェクトリーダーの進めるナノ粒子で1細胞内の情報を可視化する「一細胞分子計測」プロジェクトと阿部 啓子プロジェクトリーダーが取り組んでいる「健康・アンチエイジング」プロジェクトの二つの取り組みを紹介していただき、丁寧な説明を頂いた。
訪問を終わって、もっともっとこの神奈川科学技術アカデミーでの研究が県民に広報できる戦略を持つべきであると強く思った次第だ。

神奈川科学技術アカデミーでの昼食後、横須賀にある、東京電力(株)横須賀火力発電所・(株)東京ガス横須賀パワーの調査を行った。

昨年3月11日の東日本大震災に起因する東京電力の発電施設の被害により、首都圏においても電力のひっ迫が懸念されたことから、県は昨年5月に、神奈川県電力・節電対策基本方針を策定し、県民、事業者、行政が一体となって使用電力の抑制等に取り組みをしてきた。
この夏においても電力需給の見通しは一定程度ついてはいるが、節電の定着による需要抑制も織り込んでいることから、予断は許さない状況である。

このような電力不足の対応から、現在の県内の電力供給施設について実態を調査し、今後の電力不足対策に対する議会としての取り組みの一助とすべく訪問した次第だ。