日本では、ジェロントロジストの数は極めて少ない。日本の高齢化率はついに20%を超え、日本人の5人に一人は65歳以上となった。
現在、65歳の人は平均して、男性で18年、女性で23年の人生が待っていることになる。60歳を超えても労働意欲が高い中高年の人々が、年齢によって差別されることなく、個人の能力を十分に発揮できる新しい社会を形成していくことが、公共部門の果たすべき役割なのではないか。
まず、日本においてはびこっている高齢者に対するステレオタイプのイメージを払拭するため、大学レベルで講座を設け、ジェロントロジー(老年学)を学び、高齢者に関する多くの活動に参加していく人を増やすことで、「人間は年をとって衰えていくのではなく、生涯発達していくのだ」という認識を広めることが大切ではないか。
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